シトロエンBX日記
Citroën BX
2012年6月20日
BX 復活 車検準備
無事逗子に移送は完了したけれど到着時何故か冷却液が空っぽ。
出発時に水量は点検したのだけれど、原因はどうやらリザーバタンクのキャップがきちんと閉まっていなかったみたいで。
このキャップ、ちゃんと閉めないと曲がって閉まっちゃうのです。
渋滞もなく雨模様だったので走行中オーバーヒートせず水はどんどん蒸気で外に出ちゃって
帰宅時点で空っぽになっていたようです。
とりあえず残っている水を抜いて、サーモスタットの点検。
サーモスタットを取り外します。
この辺は作業性が良いです。
取り外したサーモスタットはゴムパッキンとかは傷んでいないので
煮沸してテスト。沸騰するちょっと手前で開けばOK
テストして問題ないので再度組み立て、規定の冷却液を入れる。
ラジエター回りを点検しているときに、もう一つトラブル発見。
ドライブシャフトブーツが破けている。
これでは車検通らない。
センターのピンを抜き、ハブナットを外す。
タイロッドエンドをタイロッドエンドプーラーで外し、ドライブシャフトを取り出します。
ゴムが硬化してぱかっと割れたという感じ。
スウェーデン製の汎用ドライブシャフトブーツ。うちにはいつもストックしてあります。
たいていのどんな車種にも使えるので便利で安いです。
要はグリスが飛び散らなければいいのですから。
このユニバーサルジョイント(フランス語ではジュント・オモチネチック)
ローラーがはまっているだけで
ローラーを外しちゃうと棒状のニードルベアリングがぼろぼろ落っこちてしまい
大変なことに。気をつけて作業。
ブーツをはめてブーツバンドを締めるだけです。
完成です。念のためINもOUTも変えときました。
あとは元のように組み立てて完了。
その他いろいろ点検して車検は問題なさそう。