カングー修理記録
RENAULT Kangoo
2012年11月4日
カングー修理
カングーに乗っている友人、最近見ないなと思っていたら
故障して日産のディーラーに置いてあるそう。
ある日故障してディーラーに運ばれ
買い換えを強く勧められ修理の見積もり取ってもらったら約40万円。
そのまま返事をせずにほったらけにしていたら
邪魔なのでどうするか決めて欲しいと電話。
そこで初めて僕に連絡があり、なおりますか?と
結局引き受け、日産から葉山へはレッカーで
葉山から逗子までは僕がハンドルを握り軽トラで牽引。
無事逗子に到着。
早速状況を見てみると
ドライブベルトが立て裂きに切れて、配線が切れ
エンジンルームはこすれたゴムの粉で真っ黒。
とにかく分解してみる。
手が入らないのでヘッドランプ、ボンネットを外します。
工具や指が入る隙間がない。
ドライブベルトを外してみるとオルタネーターのプーリーがすごいことに。
どんどんばらします。
パワステポンプ、オルタネーターをステーごと取り外す。
ステーはゴムの粉で真っ黒。
オイルまみれのパワステポンプとドライブベルトテンショナー
破壊したプーリーを取り外す。
分解したらばらばら。
故障の原因はここです。プーリーの衝撃(振動)吸収のために
間にゴムが入れてある、このゴムがぼろぼろになり破壊してしまった。
以前ドイツでおきた新幹線の大事故もこれと同じ。
車輪にゴムが入れてあり、これが破壊して鉄の輪がポイントに引っかかり大事故になったのです。
全く同じ壊れ方です。
ここで部品の発注。
対策品のプーリー、ドライブベルト、アイドラー、テンショナー、タイベル、タイベルテンショナー、ウオポンなどを注文しました。
まずはウオポン、対策プーリー、サービスマニュアル等が届きました。