番外編
BMW 118i
2020年2月24日
オイル漏れ対策2
水漏れ対策が終わって一旦車を引き渡したのだけれど
どうやらまだ白煙が上がると
オイルパンあたりの漏れだったら
排気管にかからないので
白煙は上がらないと思うのだけれど
でも怪しいところがもう一箇所。
ヘッド後端に付けられているバキュームポンプ
通常の車だとブレーキブースターの負圧を
インテークのどこかから引っ張るのだけれど
この車にはそのためのバキュームホースが無い
ブレーキブースターのためのバキュームは
わざわざポンプを取り付けてあって
その吸引を使う仕組み
なぜそうするかはよくわからないけれど
このバキュームポンプの取り付け部のシールも
良く漏るらしい
大きなOリング二つこれを取り寄せて交換
今一度ヘッドカバーを外す
ポンプそのものはボルト3本で止まっているだけ
ボルト抜けば簡単に取れるが
エンジンルームの一番奥
とっても作業しずらい
古いOリングは変形して四角くなっていた
こちらの大きい方のOリングも交換
取り付けて完了
後日談
この個体しばらくオイル漏れ無しで乗っていたが
ある日大量に下血
多分メインシールか、クランクシールか
オイルパンガスケット?
上部のオイル漏れなくなって油圧が下のどこかのシールに
加わって大量下血となった模様
最後までちゃんと修理してあげたかったけれど
なにせ元の状態が悪すぎた
結局オーナーはこの車を廃車しちゃいました。
残念。