番外編

BMW Z4

2019年11月27日

オイル漏れ対策

 

古くなってくると必ず出るBMWの持病。
ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れのためガスケット交換。
ヘッドカバーがプラスチックなのでそれ自体歪んでくるし、
オイル漏れてくださいと言わんばかりの構造。
さらに排気側に傾斜しているので漏れたオイルは排気管に垂れる。
そして煙モクモク。
Z4は他のモデルのように
エンジンが奥に入っておらず
全体を見渡せる構造なので作業は楽です。

 

エンジンルームはとても綺麗だけれど
漏れたオイルが排気管、触媒に垂れて煙が出ます
ストラットタワーバーを片側外します

 

 

外側のプラスチックカバーを外し、アースを二ヶ所外し
コイルにつながる配線を外す

 

 

バキュームホースを外します
インジェクター関連のコネクタを切り離します

 

 

インジェクターの配線を一ヶ所ずつ丹念に外して
細長い配線ユニットをよけておきます
イグニッションコイルの配線も外して
イグニッションコイル自体を取り出します
バルブ可変のモーターも外します

 

 

バルブ可変モータの取り付け部もオイル漏れの原因になるが
見た所大丈夫そうなので何もせず
カバーを取り外すのでネジは外す

ヘッドカバーを外す

 

 

外したヘッドカバーから古いパッキンを取り外す。
液状ガスケットを塗った形跡があります

 

 

パッキンがはまる溝を清掃してパッキンをはめ
ヘッド側の当たり面も清掃して
取り付け

バルブ可変モータも取り付けたあと軸の部分をトルクスで回すと
ギアをちゃんと噛みます

 

配線等全て元に戻して完了

この作業にオイルを抜く必要はないです

 

念のためプラグも点検
かなり真っ黒汚いです
磨いて元に戻し、いずれ交換です

オイル漏れは無事止まりました。

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