番外編

Duesen Bayern Mystar

2020年5月11日〜14日

デュッセンバイエルン マイスター 車検

とても珍しい車
かつて名古屋にあったデュッセンバイエルン社が作った
デュッセンバイエルンマイスター

1960ごろ作られたメルセデスの190SL(R121)
のデザインレプリカです
中身はBMWのZ3

ボディ以外いじられていないので
部品等は全てZ3の物を使います。

 

これが本物の190SL (Wikipediaから引用)

 

こちらがデュッセンバイエルンマイスター
とってもよく再現されています

 

各部点検して

 

 

いくつか不具合を直します。
メッキバンパーがボディに擦れるというので
取り付けアライメントを調整すれば良いだろうと
思っていたら、取り付けステーが錆びてヒビが入っていました
これを取り外して師匠のところで溶接してもらいました。

 

 

オイルフィルターとオイル交換
BMWはなぜかオイルフィラーキャップに
カストロールと書いてある

 

BMWはオイルを汚れた状態でいつまでも乗っていると
ヘッドカバーその他のオイルシール(ゴム製)を痛め
硬化させてしまいます。
ヘッドカバーがプラスチック製なので弁当箱のようなゴムのパッキンを使っています。
多分コストダウンのためだと思うのですが
このシールが硬化したりひび割れたりすると当然オイル漏れます。
直列エンジンが傾けて取り付けてあり
傾いたほうに排気管と触媒があり
漏れるとこちらにオイルが垂れて
白煙出まくりになります
最悪は火災に

ですからオイルを常に新鮮な状態を保つ必要があります。
Z3に限らす全てのBMW車同様のトラブルがあります。

オイルフィルターは中身だけ交換のタイプ

 

 

フロントブレーキがすごい減り方していたのでこれも交換

 

 

形状は違いますが、寸法はZ3と全く変わりませんので
車検証にも改の表記はなく全くのZ3です

特に特別なことはしませんが、ヘッドライトの飾り枠は光軸調整できるように外していきます
ドアミラーは念のためノーマルに付け替えました。
バックミラーも何か言われるかと心配でしたが
問題なく一発合格

 

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