BX日記

Citroën BX 16TRS

2019年8月26日

LHMオイル漏れイタチごっこ

ハイドロオイル漏れ
ポタリだったのが日に日にポタポタと漏れるようになった。
ジャッキで上げて漏れ場所を探す。
漏れ場所はブレーキコンペンセーターコントロールバルブのリターンホース。
いわゆるブレーキのマスターシリンダー。
普通の車だったらこの部分クローズドサーキットなのですが、
ハイドロシトロエンはここもポンプで加圧した油圧を使います。

前回のダダ漏れ事件の時と同じくリターンのゴムホースの部分が裂けてそこからポタポタ。
ゴムが硬くなってくるとホースバンドの部分から裂けてくる。
今回はホースの取り回しがキツイので、
裂けたところの手前でカットして
別の透明な耐油ホースをタケノコでつなぎ補修。
とにかく手が入らない場所。
写真さえまともに撮れない。
ちゃんとした作業するにはエア コンの配管や何やら諸々取り外さねば無理。
他にもリターンホースでゴムホースの部分がいろいろあるのでいずれ皆漏れてくると思われる。
応急処置用に耐油ホース、タケノコ、ホースバンド等は車載しておかないとダメか な?
まずは一箇所対策して様子を見る。

 

ホースバンドの下で裂けている

 

真鍮タケノコは常備部品となった

HLMオイル漏れは、
漏れ箇所を見つけ対策するも別な漏れを発見。
イタチごっこ状態に 陥った。
フロントハイトコレクターのオペレーショナルリターンのパイプ取り付け部、
短いホース とただのプラスチックパイプ(タケノコ状になっていない)で繋いだ補修跡あり、
車高を下げた時にオイルが勢いよくリザーバータンクに戻る圧力で補修部分が抜けダダ漏れにな った。
作業のため栓をした仮パイプをつけるがまだオイルがびちゃびちゃ漏れる。
よく見ると左 と同じショックのオーバーフローパイプも割れて滲んでいる。
ショックの部分はパイプに若干の余裕があるので割れたところで2センチほど切り詰め接続。

オペレーショナルリターンの方は
ホース全体を取り外して補修しようとしたところ
π字に2本出ている部分からいとも簡単にポッキリ折れた。
折れたπ字のところに真鍮のタケノコを打ち込み
周りをセメダインXで固め、
透明な耐油ホースで新しい管を継ぎ足し接続。
これで大きな漏れは止まったかと思うが、
1番ヤバそうなオクトパスの部分も多分時間の 問題だろう。
ゆっくり部品を作るか集めるかして次回のトラブルに備えよう。

 

簡単にポッキリ折れた。折れてくれてよかったかも。
こんなの遠出している時じゃ怖すぎる

 

タケノコ打ち込み周りをボンドで固める
配管はホームセンターで売っているピンクの耐油ホース
これ、2年ぐらい前から5センチぐらいの切り端をオイルと、ガソリンにつけているけれど
特に変化なし。さほど圧力のかからないハイドロのリターンホースなら
十分使えると思う。安価だし。これも常備部品となった。

 

 

今日までで修復した箇所。
全てリターンホース。

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