番外編
Citroën C4 Picasso
2020年5月24日
インジェクターと燃料フィルター交換
この車が調子悪いとの友人からの相談を受けた時
OBD2のテスターで異常をみたところ
2番シリンダーのインジェクターがおかしいとの
エラーが登録されている
P0266エラーの原因
2番気筒の燃料インジェクタ回路に関連する配線またはコネクターの損傷の可能性
2番気筒の燃料インジェクタが故障または制限されている可能性
パワートレイン制御モジュールが誤動作している可能性など
症状
エンジンのアイドリング状態が荒い
エンジンが失火状態に陥る
車両が適切に加速しないことがある
チェックエンジンライトが点灯する可能性
ですが、確かにディーゼルにしてもアイドリングが荒すぎる。
というわけで同時にインジェクターと燃料フィルタも注文しておりました。
ちなみに2番気筒とはどれ?
JIS B8001「往復動内燃機関の構造に関する呼び方及び用語の定義」 にて、決まっており
エンジンのクランクシャフト出力側から見て
手前から1、2、3と数え
これはISO規格とも合致しているそうです。
まずはエンジン上部のカバーやエアクリーナーを外していきます
インジェクタにつながる配線カプラを外し
燃料リターンパイプを外します
グリーンのタブを引くとロックが外れ
パイプを外せます
リターンホース、配線カプラは
4気筒全て外して避けておきます
燃料パイプのナットを緩め取り外します
新旧インジェクタと取り付け部の穴
ネットで見る交換のどの記録もこの辺がドロドロに汚く
清掃するだけで一手間かかっているけれど
思ったより綺麗で焼き付いておらず
取り外しも簡単だった
新しいインジェクタを取り付け
燃料パイプを締め付け
リターンパイプを取り付けます
取り付けは完了しましたがのちにトラブル。
今度はヘッド左奥の方にある燃料フィルター交換
各パイプと配線を外していきます
どれもロックを外すと抜けるコネクタ形状となっています
マニュアルでは栓をすることになっていますが
それはせずに取り付けボルトを外していきます
グリーンやホワイトの部分を押しながら抜くとホースは簡単に外せます。
取り出して分解
下のブリキ部分が部品として供給されているもの
ここを交換します。
元の形に組み立て取り付け。
配管配線終了したら
ポンプを繰り返し押して燃料を吸い上げます
この後各部組み立て
アンダーガードつけて
タイヤつけて
ギアオイル入れて今日は終了