ルノー日記

Renault MEGANE Estate

2019年7月21日〜24日

タイベル交換

仙台の前のオーナーもDIYでなんでもやる方で、このメガーヌそろそろタイベル交換時期なので
部品を準備しておいたみたいですが、実際作業する前に僕のところに来てしまいました。
部品も当然一緒に譲っていただいたのですが
近所のおじさんに乗っていただく前にタイベルを交換することにしました。

前のオーナーからヘインズのマニュアルもらっているし、カングー時代に
ルノーのサービスマニュアルはまとめてダウンロードしてありました。

ようやく重い腰を上げてタイベル交換開始です。
作業スペースの違いはありますが、ほとんどカングーと変わりません。

 

ジャッキアップして右タイヤ外して、インナーフェンダー外して、バッテリー外して
エアクリーナー、その他配線色々外して

 

 

冷却液抜いて

 

 

ベルトのガード板外して、エンジンマウントも外していく

 

 

上死点出してクランクケースサイドにあるネジを外してそこにロックピンを入れる(写真なし)
マウントをバラしていくとタイベルが見える。エアコン配管が結構邪魔

 

 

配線のカプラーを色々外し、スロットルも外し

 

 

カムシャフトエンドのキャップも外すとカムシャフト後端の切りがきが見える。
ちゃんと上死点出ていれば切りがきが水平になる。
マウント外すとベルトが露わになる。
必要に応じてエンジンを下から支える

 

 

クランクシャフトの切りがきにタイベル交換ツールを差し込んで固定。

 

ウォーターポンプも新しくして、テンショナーも交換

 

 

今回交換してよかった。アイドラープーリーが破壊直前。
新しいベルトはテキトーに張って
テンショナーのピンを抜きテンションかけて
最後にクランクプーリーのボルトをしめます。
これでタイベル貼り完了。
固定工具を抜き、冷却水を入れ、各部コネクター、配線をしておしまい。

 

 

しかし、完了後、全くセルが回らない。
この車の欠点として雨水のドレインがゴミや枯葉で詰まると
エンジン関係のフューズやリレーボードがびしょ濡れになり
接触不良やエラーが出るそうなのです。
原因はそこかと思い
フューズボックスを全て外して接点復活。それでも回らない。

配線を一本ずつ追ってよく見ると一本どこにも繋がっていない黒いコネクタを発見
その相棒をよく探すとある部品の下敷きになっておりました。
それを引きずり出し、接続すると無事セルモーター作動。
ホッとしました。

 

OBDチェックでもトラブルゼロ。
予定より2日オーバーしてしまいました。
バッテリー外したので
オーディオの暗証入力とパワーウインドウにリセットが必要でした。
仕事があるので早朝の作業。本格的に夏になったらこんな作業できないなあ。

ホームへ