ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2013年10月9日
オルタネータ固定ボルトについての考察
って大げさなタイトルだけれど、皆ここで苦労しています。
8・32のオルタネータは固定ボルトがとても外しにくい構造です。
ボルトは長いのに片側にはボディ、反対には排気管が邪魔して抜けないのです。
プロの整備士もここで悩むらしくダメな整備士はボルトが抜けないから安易に切断してしまって、
代わりの異なった寸法のボルトを使ったりしているので再度の整備の時に余計苦労します。
僕の個体がまさにその通りで、オルタネータを外すたびにサブフレームの固定をゆるめボディを持ち上げておりました。
この図は正しく固定されたボルトの状態です。
For English reader
Pink=Alternator
Brown=Exhaust Pipe
Sand=Bolt
BlueGrey=AlternatorBracket
Green=Sleebe
ボルトを抜こうとすると排気管にあたり抜けません。
しかし頭を使って、ブラケットに付いているスリーブを抜けば図のようにボルトを抜くことができます。
これはバカな整備士の作業例です。エンジン降ろして適当に組んだりするとこのような状態になっていたりします。
この状態だとボルトを切断しなければ抜くことができません。
僕の個体はこのようになっておりました。ボルトも本来のものと違うものに変えられておりました。(日本製でホームセンターで売っているようなもの)
僕の場合、サブフレームの固定を外してボディを持ち上げ隙間を作ってやらないとボルトを抜くことができませんでした。
オルタネータの固定ボルト1つにも頭を使わないとダメなんですね。