ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2014年4月17日
フロントカバー&リアカバーの取り付け さらに大失敗
液状ガスケットのみではクリアランスが足りずドリブンギアが回らないことが判りやり直し。
今度は紙ガスケットを用意した。
取り付け面をしっかり洗浄、脱脂。
こちらもしっかり脱脂したあと液状ガスケットを塗り、紙ガスケットをあてて、さらに液状ガスケット
無事完成。今度はスムーズに動くようになった。
いったんエンジンクレーンでつり上げエンジンスタンドを外して
リアカバーの取り付け。
クレーンで吊った状態でリアカバーを取り付けます。こちらは可動部分がクランクだけなので
液状ガスケットのみで取り付けます。
しかし、ここで大きな失敗。取り付けのトルクを間違えて強く締めすぎて
フロントカバーの一番右下のネジをナメってしまった。
悪いことは続きます。
で、これを修正するべくタップを切り始めたが、なんとタップが折れてしまった。
折れたタップを何とか取り出したけれど、ねじ穴はボロボロ。
後ろ側、クランクルーム側にとりわけ何もないので
ねじ穴を貫通させこの場所だけボルトナットで固定する作戦に。
クレーンで攣られて不安定な状態で、出勤時間が近づく、ちょっと焦っていたようです。
悪いことはさらに続きます。
この状態で左手でぶらぶらするエンジンブロックを軽く支え、
右手でドリルを回します。
相手はアルミなので簡単に穴は空けられるだろうと考えていたら
いきなりドリルビットが折れ
その折れたドリルの先が支えていた左手の人差し指の付け根に刺さります。
あ〜やっちゃった〜
とりあえず消毒をして応急処置。
で作業を続行。
何とかリアカバーの取り付けは終了し、エンジンを再度エンジンスタンドに固定し、急いで出勤。
この程度の怪我は時々あるので通常通り消毒して包帯して、仕事していました。
常連の近所の歯医者さんが抗生物質をくれたのでそれも飲んだのですが
翌日以降、すごく腫れてきてやばいと思い
医者へ。
医者が一目見るなり、何でもっと早く来なかったの?
いきなり抗生物質の点滴。
そう、感染性の腱鞘炎になっちゃいました。
犬にかまれたり、人を殴ったりしてなることが多いそうです。
細菌が腱に入り込んじゃったのです。
ひどくなると肘ぐらいまで開いて腱を洗浄しなくてはならないそうです。
今までの車いじりで一番大きな怪我になっちゃいました。
人差し指腫れています。
後日談、一年たっていまだに指を伸ばせず曲げられず、代償は大きかったです。
自分が悪いんだから仕方ないですが。
気をつけましょう。