ランチア・テーマ日記

LANCIA THEMA 8・32

2014年8月5日

フューエルディストリビューター、細部配管

まずはインテークマニホールドにインジェクターを取り付け。
現代のインジェクターと違い燃圧だけで霧を吹き続けるシンプルなものです。
二次空気を吸わないようにOリングを新しいものと交換します。

失敗作業。ウオポンエルボーパイプのホースバンドの角度失敗です。
現状で問題ないですが、次回修理の時にばらすの大変。

フューエルディストリビューターとエアフロが一体になったものを取り付け。
アイドル調整用のエアバルブに繋がるパイプが底の部分に付くので本体を持ち上げたままパイプを固定、その後本体を固定します。

黒いパイプがアイドルコントロールバルブに繋がるパイプです。

エアフロ下部にあるパイプに繋がります。
この作業が終わるまで宙に浮かせた状態で作業します。

フューエルディストリビューターを取り付けた後インテークマニホールドを取り付け。インテークに何かを落としたりしないように注意して作業。
前バンクのマニホールドは燃料プレッシャーレギュレーターのステーがマニホールド固定のナットで共締めであることと、
KEジェトロニックのセンサのカプラーが先に接続しておかないとスペースが無いので注意です。
バカな僕はマニホールドを先に固定して、レギュレーターのステー取り付けで一旦ナットを外し、
さらにKEジェトロニックの配線でもう一度マニホールドを外し再取り付けと倍以上無駄な作業をしました。
インテークマニホールドの固定後は燃料パイプを各気筒のインジェクターに取り付けていきます。
パイプを折ったりねじ切ったりしないように注意して作業。

最後に一番複雑な部分の作業。エアパイプと冷却水パイプと、配線が迷路のようです。
まずは一番細いパイプ。ウオポンと各気筒に繋がる冷却水パイプの間をバイパスしてエアバルブを冷やすプレートに配管します。
次にエアフロのそこから来ているエアパイプをチーズを挟んでエアバルブに配管。チーズの一方はもう一つの小さなエアバルブに配管。
フューエルプレッシャーレギュレーターに燃料パイプを接続。
コールドスタートインジェクター、大小二個のエアバルブ、
これらにKEジェトロニックの配線カプラーを接続。

細い配管、2次エアパイプや、アイドルコントロールバルブを冷却する細い冷却水パイプなど細々したものを配管していきます。

アイドルコントロールバルブ回りを配管

ケーブル等も繋いでいきます。

アイドルコントロールバルブを冷却する冷却水パイプ。細いです。

コールドスタートインジェクター回りを配管、配線。

最後にサージタンクをマニホールドに乗せて今日の作業は終了。

う〜ん、らしくなってきたぞ。

 

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