ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2014年9月6日
ガソリン臭対策
修理は完了して走行もできるようになったのですが、室内が異常にガソリンくさい。
走行中はあまり気にならないのですが、信号で停止したりするとエアコン吹き出し口からガソリン臭が。
そこでいろいろ調べてみる。
ガソリンのエンジンへの供給ラインは全く問題なし。
もし滲み程度の漏れがあったとしてもKEジェトロニックはエンジンがかかりません。
エンジンがかかるということは供給ラインには漏れが無いということ。
ガソリン戻りのパイプラインをしらべてみる。ゴムパイプと樹脂パイプのつなぎ目がなんだかゆるい気がする。
ジョイントの部分を切り取ってゴムパイプをシリコンパイプにしてみる。ジョイント部の漏れは一切なし。
う〜んあとは蒸発ガス抑制装置だな。
もしかしてチャコールキャニスターが能力を超えてガソリンでびちゃびちゃになっているかも?
というわけでキャニスターを取り出してみる。
するとキャニスターは予想に反してカッサカサ。
ガソリン臭は全くない。
なんでかな〜?
次はチェックバルブの点検だ。とバルブを取り外そうと見てみるとパイプがそこでザックリ割れている。
この部分はガソリンタンク内で生じた蒸発ガスがチャコ—ルキャニスターに行く部分。
キャニスターにはいかず、ここで大気解放していたのでした。キャニスターには全く蒸発ガスが行っていませんでした。
オリジナルのキャニスターはカッサカサでしたがあまりに古すぎるのでトヨタ、シエンタ用の中古キャニスターを300円で買ったのでこれと交換してみる。
形は楕円形ですがなんとかステーに固定できました。
結果、とりあえず一回りしてみましたが、ゼロでは無いけれどガソリン臭はだいぶ消えました。
蒸発ガスのインテ—クへの供給パイプも取り付け部がゆるいので明日、パイプごと交換して見ます。
パイプがざっくり割れていた。
割れていたのはこの部分。
左シエンタのチャコールキャニスター中古300円なり
とりあえず中古キャニスターに交換してみる
各ワンウェイバルブも点検したが問題なし。
ガソリン臭は大分減った気がするけれどゼロではない。