ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2014年9月10日
ガソリン臭 解決
ガソリン臭いの解決しました。
原因はなんと三カ所
1,蒸発ガス排出抑止システムの配管がちぎれていたこと
2,燃料プレッシャレギュレーター以降のガソリン戻りパイプのジョイント部分が経年変化でゆるんでいたこと
3,一番シリンダーの失火
1の蒸発ガス排出抑止システムはちぎれているホースを正常な物に交換、
チャコールキャニスターを一旦トヨタシエンタの中古品(300円)に変えたが、
中古で本体そのものが若干ガソリン臭がしたのでオリジナルの部品を再生。
チャコールキャニスターを切断し内部の古い活性炭を取り出し、
新しい活性炭を詰めました。これは劇的な効果があります。
古い活性炭は出してみるとすごくガソリン臭い。
新しい活性炭を入れる。アマゾンの熱帯魚屋から購入。
接着はせず、液状ガスケットとタイラップで組み立てた。
2は樹脂ホースとゴムホースのつなぎ目が問題でジョイントを交換、
ゴムホース部分も新しい物に交換。
3はアイドル時、後ろバンクが失火しているみたいだったので各気筒のプラグ発火状態、
およびコンプレッションを検査。
結果1番シリンダーが失火しており生ガスが排気管に流れていた。
結局プラグの交換で良好な燃焼に。
1番2番の圧縮圧力
3番4番の圧縮圧力
これら三点を解決したら室内のガソリン臭が嘘のように消えました。
一番の原因は失火だったみたい。
8気筒もあると1気筒失火していても普通に走っちゃう。
でも排気管からの脈動がおかしいし臭い。
8気筒ちゃんと燃えるようになったらアイドルからの吹け上がりが軽快になった。
臭くないしとても気持ちいい。ドライブ行きたくなってきた。